2010年3月14日日曜日

2010-675


サスペンションの設定値はアジャスターを完全にねじ込んだ状態から回し戻した数で表示するのが一般的です。工場出荷時の標準値もこれで表示されています。
アジャスターを完全にねじ込んだ状態というのは一番硬い上級者向けで、セッティングに迷って初期化に戻すと上級者向けと言うのも何だか嫌気がさしますね。(笑)
セッティングはアジャスターを完全に緩めた状態(一番軟らかい状態)から徐々に絞り込んで(硬めに)煮詰めていくので、私のプログでは解りやすく一番軟らかい状態を0としてそこから硬めた数値を表記することにしました。
それとフロントフォークは左右2箇所、同じ設定値にします。それが、この左右のアジャスターのダイヤル数が微妙にコンマ5ノッチ程ズレている場合があります。これも完全に緩めた状態「0」を基点にすると同じなので特に問題ありません。
因に、一番軟らかい0から最後まで絞り込んで硬くして更に左右のコンマ5ノッチの不均等が気になればマイクロゲージで凸の高さを測定し調整する方法もあります。しかし、普通の人にはソコまでは必要ないでしょう。(笑)

すこし、前置きが長くなりましたが現在の設定値です。

●現在の設定値
フロント(伸側)2
リア(伸側)3

フロント(圧側)1
リア(圧側)0

最初にリアのフワフワとした感触を無くすためにリア伸側を2ノッチ硬めると良い感触だった。次にフロントの接地感を得るためにフロント伸側も同じように1・2・3・・と硬めに振るが、どうもステアリングだけが硬く(重たく)なる傾向。それで、ひとまずフロントは2で固定して安定しているリア側を3ノッチに増やしてフロント圧側を1ノッチにするとフロント・リアともにシックリとした。

この日は、今年になって初めて675に乗ったので同じトコロを軽く流しながらセッティングをしました。すこし慣れてくるとまた変更するカモ知れません。
この当たりになるともう感覚だけなのでアジャスターの数値だけでは表しにくいトコロです。