2009年2月24日火曜日

オイル交換

日曜の天気は晴のち雨。夕方からの降水確率60%――
こんな日はオイル交換するに限ります。


朝から神戸の六甲周辺を走り、昼からはお知り合いの方の空冷ポルシェの納車オフに参加しました。

OKAさん。このブログはご存じ無いと思いますがオメデトウゴザイマス。^^


すこし遅刻したにもかかわらずチャッカリと横に並べていました。^^
しばし談笑後、空が曇ってきたので雨が降る前にガレージに戻りオイル交換を、

オイル交換に興味があればどうぞ

空冷ポルシェのオイル潤滑方式はK1200Sと同じドライサンプ。
水冷でもGT3やターボのGT系が採用しています。たしかカレラはセミドライサンプと呼ばれオイルラインが違います。
ドライサンプ方式を採用したクルマはエンジンにオイルを循環させるオイルポンプ構造が複雑なために部品点数が増え、そのコストがそのままクルマの価格に反映する。とポルシェのディーラーで聞いた事がある。
一方、K1200Sはクランクシャフトを55度の前傾度にすることで低重心を可能にした。その結果、エンジン下部にオイルパンを設置するスペースを無くしリザーブタンクから燃焼室や動弁系に潤滑しています。
また二輪の場合は、スペースが限られているので重量物のエンジンを低い位置に一箇所に集めることでマスの集中化の利点もある。
四輪でドライサンプといえば、ポルシェやフェラーリーなどの高級スポーツカーのイメージですが、二輪の場合はどちらかと言えばその逆でエンジンをコンパクトに設計するためにBMW、ハーレーの外車から国産でもXR250、SR400等の量産車まで一般的に採用されている。

同じドライサンプでもバイクとクルマでは随分と違うモノです。
そんな事を考えながら、K1200Sのドライサンプのオイル交換をしていた。

20683km:オイル交換
次回交換時期:24000km

2009年2月21日土曜日

MONSTER ENERGY


アメリカの新興企業は派手さで勝負!!商品の中身は二の次、まずは目立ってナンボ?と日本の飲料メーカーでは思い浮かばないネーミングと引掻き爪のパッケージデザインのスポーツドリンク「モンスターエナジー」
国内未発売の「モンスターエナジー」はレッドブルと同じアメリカの清涼飲料メーカーでモータースポーツへのスポンサーもレッドブルに負けじと拡大路線です。



私はKawasakiブランドのイメージが強かったので会社のサイトを見たらレースの写真だらけで探しても商品のスポーツ飲料にはアクセスできなかった。サイトだけを見れば知らない人はモータースポーツメーカーだと勘違いするだろう。
それが此方、何処から見ても清涼飲料メーカーのサイトとは思えない(^^;

その「モンスターエナジー」は、KawasakiがmotoGPから撤退するやいなや、今度はバレンティーノロッシと2年間で約2億6千万円のスポンサー契約を結ぶようです。
変わり身の速さは、さすがにアメリカ企業のような気もするが、マネーゲームで浮かれて何でも自分の所有にしたがる日本企業に比べたらスポンサーになって応援し知名度を上げるほうがよほど健全かもしれない。
そして未曾有の不景気な中で「モンスターエナジー」「レッドブル」など、若い企業がコカコーラやペプシに次いでスポンサーに名乗りを挙げるのはアメリカ経済の層の厚さでしょうか。

今なら国内でもカワサキショップに行けば、自称「邪悪な飲料」と称する爪ロゴの実缶を見るチャンスがあります。上手くいけば試飲できるかも知れません。

2009年2月14日土曜日

690 Duke

> これを機に三台乗り比べて結論を出すつもりだ。はたまた予期せぬ一台が登場し心揺らぐのか?

予期せぬ一台に追加。^^

エアークリーナー

やっと走行距離20538kmのK1200Sのエアクリーナー。
たしかメーカー推奨では走行距離が2万キロを超えるとフィルターの交換時期。

で、調べると表面にうっすらと埃が付着してる程度で落葉や虫の死骸、目詰まりも無くまだまだ綺麗です。

購入から整備まで任せていた服部モーターサイクル商会が昨年倒産しPCに入力されていたはずの私の整備履歴も何処かに消えてしまって記録が残っていない。

汚れから推測すると1万キロ点検で交換しています。

20358km:エアークリーナー良好

次回交換時期:26000km

カウルを外して確認するぐらいだったら、コレからはもう自分でやります。^^

2009年2月10日火曜日

ディアブロの意味は「悪魔」



そろそろデイトナ675の試乗車の準備ができたみたいです。
左のジェットブラックが試乗車の09年式。右のネオンブルーは08年式。
何ともNEWフェイスは顔の凄みが増しましたねぇ。^^
09年式からネオンブルーは消えたので写真のブラックとトルネードレッドの2色が車体色になります。    
で、写真を見比べて一番驚いたのはタイヤ。
トレッドパターンが違うし溝の切り込み数があきらかに少なくなっている。
調べるとNEWモデルはディアブロ・スーパーコルサSPが標準仕様だと分かりました。
SPはピレリのレース用タイヤ「ディアブロスーパーコルサ」を、タイヤが暖まらない冷間時からグリップするように開発された公道用ハイグリップタイヤです。
公道用にコンパウンドを見直したと言っても、このスリックライクなパターンはドライグリップ重視なのはあきらか。
こんなのを試乗車にして大丈夫でしょうか?

明日の建国記念日は昼から雨模様…
試乗はまたの機会に、晴れた日しか無理だなぁ。^^

 
K1200SはMETZELER SPORTEC M3 を履いてます。



先週、奈良県の月ヶ瀬梅渓谷から三重県に隣する「やまなみロード」を走った後のタイヤの写真を資料として残しておきます。

フロント:2.5



リヤ:2.9

2009年2月2日月曜日

プロテクター


お知り合いの方が、HYODのツナギのプロテクターをd3oにバージョンアップしました。
余り聞きなれない言葉のディースリーオーですが何度かテレビでも紹介されている。オレンジ色のプヨプヨした柔らかいゼリー状の素材に包まれた生卵をハンマーで叩くと瞬時に硬くなり中の生卵が割れないシーンを見た覚えがあります。
それにしても、衝撃テストに生卵は欠かせませんねぇ。^^

写真は私が普段着用しているBMWシティパンツで膝と腰骨にCE NPプロテクターが装着されています。CEはヨーロッパの消費者安全規格の頭文字なのでNPプロテクターと呼んでいる。NPは乗用車の衝突時のクラッシャブルゾーンと同じ考え方で低反発素材を用いて衝撃を緩和させて身体に衝突エネルギーが伝わるまでにできるだけ時間を稼ぎ、その間に衝撃力を吸収し弱める原理です。
たしか2年程前から一部のBMWウェアーにも採用されました。

d3oもNPも効能からすると同じ素材で出来ているような気もするが詳しい事は分かりません。
ただ、どちらの素材も低反発素材でライダーの動きを妨げずに伸縮を繰り返し、一旦衝撃が加わればできるだけ多くのエネルギーを吸収し直接身体に伝わらないようガードする。また、柔らかい素材はこれまでの硬質素材では難しかった曲部のプロテクションにも活用できるメリットがあります。
 
新素材を活用したプロテクターはクルマのエアーバックと同じ発想で開発され、そのコンセプトはあくまでも万が一の転倒時に「衝撃を緩和」させるのが役目、「衝撃から守る」コンセプトで開発されているのはヘルメットだけです。
もし、「衝撃から守る」ジャケットやパンツを身に着ければ、中世の騎士のように鉄の鎧でバイクに跨ることになり、その姿はライディングとは程遠いモノとなる。
 
毎年NEWモデルが発売されハイエンドのレザースーツはかなり高額です。だから、身体に馴染んだ一着を最新のプロテクションで補強しながら永く着用したい。